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株主の皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
ここに、当社第40期(平成19年4月1日から平成20年3月31日まで)のご報告をするにあたり、ご挨拶申し上げます。
おかげさまで本年3月をもちまして、株式会社ツクイは介護事業創業25周年を迎えることができました。これもひとえに株主の皆様のご支援の賜物と厚く御礼申し上げます。
介護業界におきましては、介護事業者による不正請求が社会問題化し、介護保険制度や介護事業者のあり方が問われました。将来的に介護サービスの必要性はますます高まると予想されることから、介護サービスの拡充が必要であると共に、介護事業者は法令を遵守し継続的に健全な運営を確保できる仕組み作りを求められました。
このような状況のもと、当社はよりいっそう法令遵守を徹底するため、内部監査室のスタッフを増員し内部監査体制を強化いたしました。また、平成20年度から施行される金融商品取引法における内部統制につきましても、プロジェクトチームを発足させ、全社を挙げて準備を進めてまいりました。
当社は介護保険サービス以外の事業を拡大し収益体質を強化するため、在宅介護事業に加えて有料老人ホーム事業、人材派遣事業の3事業を柱に事業展開しており、当事業年度において合計34ヵ所の新規出店を行いました。これによりまして、当事業年度末の営業拠点は、44都道府県に388ヵ所となりました。また、近年開設に力を入れた事業所の稼働率の引き上げ、変形労働時間制の徹底などによる人員の適正な配置、更に全社一丸となって経費節減に取組んでまいりました。
以上の結果、売上高につきましては、前事業年度と対比して順調に増加しました。また、損益面につきましても、前事業年度と対比して大幅に改善し過去最高益となりました。
当社は、引き続き成長戦略を推進してまいります。しかしながら、この戦略を推進するには継続的な新規設備投資と安定した収益基盤の確立が不可欠でありますので、「成長と収益のバランス」を重視した経営を定着させてまいります。また、高齢化の進行に伴い介護職員の増加が必要である一方、雇用が全般に上向く中、介護職員の労働環境が厳しく、賃金水準も低いこともあって離職率は高く、人材不足が深刻になってきております。従って、人材の確保、育成、および定着の課題にも積極的に取組んでまいります。
株主の皆様のなお一層のご支援とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
平成20年6月