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1月の特集(秋田県)


冬は「秋田」でぽかぽか鍋を

 新年あけましておめでとうございます。
ついに2009年がやってきましたね。今年一年が皆さんにとってすばらしい一年になりますように・・。
さてさて、「お正月はあったか〜い鍋で決まり!」とすーさんは秋田県はツクイ土崎事業所に行ってきました。
ツクイ土崎事業所では、園芸に力を入れていて、野菜や果物を栽培しているんです。
秋には収穫した野菜や果物をおいしく調理して、皆さんで食べるんだそうです。
素材だけでなく、もちろん料理にもこだわりあり。食事を目当てにいらっしゃるお客様もいるとか・・。
そんなツクイ土崎事業所からは体をほかほかにあたためてくれる二品の秋田郷土料理をご紹介します。
そのほかにも、管理栄養士のはらぴー・ゆかちゃんからは、「お米の栄養素」や「お雑煮の介護食」などお役立ち情報をお届けいたします。
 きりたんぽとすーさん

○きりたんぽ○

土崎事業所の所長に聞きました。

きりたんぽは米どころ秋田ならではの料理です。
秋田には「またぎ」と言われる猟師がいてその猟師が山で狩りをした後に身体を温める為に食べていたと言われています。
昔は鍋の代わりに貝を使用していたことから「貝焼き」と言われていたそうです。
現在では「貝焼き」がなまり、鍋のことを「かやき」と呼んでいます。

きりたんぽ鍋
材 料(4人分)
きりたんぽ

鶏もも肉
ごぼう
糸こんにゃく
舞茸
せり
4〜5本
※米5合
300g
1本
1袋
1パック
2房
 
作り方
米(秋田こまち)をすり棒で潰す(粘りが出るまで)。
杉の棒(なければ割り箸)に塩水を塗り、潰した米をまく(これがきりたんぽ)。
できたきりたんぽを炭火(無理ならばホットプレート)で軽く焼き色がつくまで焼き上げる。焼きあがり冷めたら棒からきりたんぽを抜き取る。
比内地鶏(ない場合は鶏もも肉)、ごぼう(笹切り)、水適量(2〜3リットル)でダシをとる。
しょうゆ大4、塩少々、ほんダシ大3、好みで味噌少々を入れ煮たたせる。
煮立ったダシ汁に糸こんにゃく、まいたけ、きりたんぽ、せりの順で具材を入れる。
きりたんぽを入れた後は煮崩れを防ぐ為、弱火にする。具材に火が通ればできあがり。
一度冷ますと、米に味がしみ込んでおいしくなります。

○しょっつる鍋○

土崎事業所の所長に聞きました。

ハタハタは雷が鳴ると豊漁になるという伝説がありますが、今年は雷が多く伝説通り豊漁の年となったようです。
写真では、ハタハタの卵(ぶり子)を入れていますが、ぶりこは粘りがあり秋田県民にはその粘りがたまらないと人気なんです。

しょっつる鍋
材 料(4人分)
ハタハタ
ねぎ
豆腐
糸こんにゃく
しいたけ
白菜
せり
10匹
1本
2丁
1袋
10個
1/2カット
1房
 
作り方
しょっつる醤油(魚で作った醤油)大3、塩大3、酒大3、ホンだし大2、水適量(2〜3リットル)でだし汁を作る。
だし汁が煮立ったら、ハタハタ(1人前2匹)、ねぎ、豆腐、糸こんにゃく、しいたけ、白菜、せりを入れる。
具材に火が通ったら完成です。

ゆかちゃんはらピー

○はらぴーの栄養講座〜お米の栄養について〜○

 日本人が数千年間主食とし続けたのにはさまざまな理由があります。
米の栽培に、日本の気候が適しているのはもとより、バランスのとれた栄養成分、味が淡白でどんなおかずも引き立て、毎日食べても飽きないなどの特性を持ちます。
 栄養成分は、主に炭水化物で、その他たんぱく質、カルシウム、鉄、マグネシウム、亜鉛、ビタミンB1・B2、食物繊維などさまざまな栄養成分をバランスよく含みます。
意外ですが、日本人は摂取たんぱく質の約2割を米から摂取しています。
 米は肉や大豆につぎ、質の良いたんぱく質を含み、単独でも優れた食品ですが、相手を選ばない性質を生かし、肉、魚、卵、大豆、野菜などさまざまなおかずとの-組み合わせで、さらに栄養バランスの取れた食事を作ります。
 その組み合わせですが健康的と言われる日本型食事は「一汁三菜」が基本です。
これは、ご飯に汁物とおかず3品( 主菜1品+副菜2品)の組み合わせですが、肉や魚などの動物性たんぱく質を含むものを1品作ったら、残りの2品は野菜や海藻など、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富なメニューを組み合わせます。
 「日本人は目で食べる」と言われる民族性は、白く輝く米の美しさから来ているそうです。
心技体すべて兼ね備えたお米を、これからも大事に守り続けていきましょう!

お米

○ゆかちゃんの今月のソース「おもちを食べやすく」○

 さあ、新しい1年の始まりですね!
今年も皆様のお役にたてるような情報をお届けしたいと思います♪
さて、今年始めのミニ情報は、お雑煮の介護食です。
以前、山芋とごはんを使ったレシピをお届けしましたが、今回は食物繊維が豊富で抗酸化作用の高いれんこんを使ったお餅をご紹介します。

蓮根団子のお雑煮

蓮根団子のお雑煮 材 料(4人分)
お雑煮
大根
人参
薄口醤油


だし汁
三つ葉
80g
40g
大さじ1
小さじ1/3
大さじ1
3カップ
少々
A:蓮根団子
れんこん
白玉粉
100g
120g
B:肉団子
鶏ひき肉


濃口醤油
120g
10g
小さじ1
小さじ1
 
作り方
蓮根団子
蓮根は皮をむいて酢水にさらしてすりおろす。
Aの材料を混ぜ合わせて30分ほどおく。
②を滑らかになるようにこねて混ぜ合わせる。
食べやすい大きさに丸める。この分量で約20個分。
沸騰した湯に④を入れて団子が浮き上がってきて1〜2分したら冷水にとる。

お雑煮
肉団子はBの材料を混ぜ合わせ、丸めてだし汁の中に落とし肉団子を作っておく。
野菜類はイチョウ切りや型抜きにし、だし汁でやわらかくゆでておく。だし汁は、薄口醤油・塩・酒で味付けをする。
②にれんこん団子を入れて温める。
具が温まったら盛り付けてさっとゆでた三つ葉を添える。
具や汁の味付けは地域の特性を活かしてご自由にどうぞ。
今月のソース

 お餅はかみきりにくく、べたついて食べにくい食品の代表です。
咀嚼や嚥下に心配のある方は避けるようにしましょう。
小さく切っても食道にひっかかることがあるため、充分な注意が必要です。
お餅を召し上がれる方でもごまやきな粉のようなぱさつくものは避けて大根のからみ餅やオイルを10%含んだこしあんなどで味付けをし、ゆっくり咀嚼して水分を摂取しながら召し上がってください。(ゴマやきな粉も練りゴマやきな粉ソースのようになっていれば大丈夫です)
今回のようにれんこんを使うとお餅に似たような仕上がりでかみ切りやすくなります。
介護食で軟らかくまとまりのある食材なら食べられる方が対象のレシピです。ご自分で咀嚼できない方にはもう少し小さく作りましょう。

 今年一年、皆様が食事を安全に楽しみ、食事の場面がより多くの笑顔であふれることを願っています。


   次回もすーさんとゆかちゃんのオムライスをお楽しみに。

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