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11月の特集


たかがトイレ?!されどトイレ。

今回は「トイレ動作」についておはなししたいと思います。
身体に不自 由が生じたとき「せめてトイレに行けるようになりたい」とおっしゃる方は多いと 思います。
私は初めて受け持った患者さんからもそう言われ、ベテランの先 生に「たかがトイレ、されどトイレと思いなさいね」と教えられました。

もう一度動作の確認を

① トイレに移動する
② 便器の位置に合わせて立つ
③ 衣服を脱ぐ
④ 便器に座る
⑤ 用を足す
⑥ 拭く
⑦ 便器から立つ
⑧ 衣服をつける
⑨ 便器から離れる(移乗する)
⑩ 部屋に戻る
 このように改めて考えてみると、実に多くの過程があ ります。障害をもったときにはじめてこの過程の多さを意識して、愕然としてしま うのではないでしょうか。
しかしきちんとこの過程を意識し、どこができて どこができないのかと整理することがとても大切です。
そうすることで、環境を整える(手すりをつける・便座を高くする・介助者がつくなど)ことや、機能訓練をする(筋力バランス力のトレーニング・立ち上がり練習・移乗練習など)ことも、どこの過程において何のために必要なのかと理解でき、よりよく進みます。
一気に解決しようとしたりあきらめたりせず、過程を分けて考えてみることから始めてみてはいかがでしょうか
トイレ

介護をするみなさんへ


トイレ動作は本来、『個の時間・空間』 でもあるという面も忘れないでいていただきたいと思います。ほんの一瞬・小さな 工夫や気遣いでも、介助をうける側はそれを保たれていると感じてくださるはずで す。