如月

2020年01月20日

厳しい寒さの中にも、福寿草が微笑むころとなりました。
皆様はいかがお過ごしでいらっしゃいますか。

節分は各季節始まりの日の前日(立春・立夏・立秋・立冬)のこと。
季節を分けることも意味しており、江戸時代以降は立春の前日を指すことが多い(本年は3日)。
季節の変わり目には邪気が生じると云われ、それを追い払う行事が執り行われます。
一般的には「鬼は外、福は内」と発声しながら豆を撒いて、年齢の数だけ豆を食べる厄除けを行います。
地方や寺社によって、柊鰯(ひいらぎいわし)を戸口に立てておきます。
柊鰯とは柊の小枝と焼いた鰯の頭を門口に挿したものです。
豆は「穀物には生命力と魔除けの力がある」と云われ、「魔目」を鬼に投げ邪気を祓い一年の無病息災を願います。
撒かれた豆を食べると体が丈夫になり、風邪を引かないという習わしがあります。
使用する豆はお祓いを行った炒り豆で、神棚に供えてから撒く地方もあります。寺社により、落花生・餅・菓子・みかんを投げる場合があるようです。

ツクイ平塚徳延グループホームも例年のごとく、お客様が縫ってくれた鬼パンツとこん棒を持った職員に、豆を投げてもらおうと思います。

春をひたすら待ちわびるこのごろ。
どうぞご自愛のほどを。

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