弥生

2020年02月10日

立春が過ぎたと思うと心なしか気分も明るくなります。
皆様はいかがお過ごしでいらっしゃいますか。

3月3日は雛祭りです。
女の子がいる家庭では雛人形や桃の花を飾り、ちらし寿司や蛤のお吸い物を食べてお祝いします。
雛祭りの由来は中国の「上巳(じょうし)の節句」と云われています。
もともとは邪気や厄を払うための行事で、人形に自分の邪気をうつして川に流す「流し雛」が行われていました。
時代とともに流し雛が立派になり、川に流すのではなく家に飾るようになって「雛人形」になりました。
江戸時代には雛祭りが3月3日に定められ、女の子の健やかな成長と幸せを願う日として定着したようです。
雛祭りを桃の節句と言いますが、中国では桃の花に長寿や魔除けの力があるとされていて、桃の花のお酒や桃の葉のお風呂で厄払いを行っていました。
ちらし寿司は様々な具材を混ぜ合わせて作りますが、将来食べるものに困らないようにという願いが込められています。
蛤のお吸い物には、蛤の貝殻のようにピッタリと合う生涯のパートナーと一生添い遂げられるよう願いが込められています。
菱餅やひなあられには、女の子の健やかな成長と幸せを願う意味が込められています。

ツクイ平塚徳延グループホームも、77%が女性のお客様です。
さきほどの由来を話しながら、一緒にお祝いしたいと存じます。

もうすぐ春。待ち遠しい気持ちでいっぱいです。
暖かくなったら…と思いを馳せてしまいます。
「春よ来い。早く来い。」

BACK
TOP