トマト栽培

2019年07月18日

2019年7月18日

春日井です。
今回は園芸クラブのお話です。
皆様、お嬢様として大切にお育ちになられたのか、土いじりにあまり馴染みがないようでした。
しかし、始まる前から「どうやってやるのかしら」「何すればいいのかしら」など、興味しんしんなご様子でした。

始まると笑顔で「早く大きくなってね」と楽しまれていました。

園芸療法は作業療法の代表的な手技の一つです。
「園芸療法」というと難しく感じますが、普通の家庭でやる園芸作業と同じです。
ですが、植物の人間に与える力ってすごいんです。

植物を育てることは、感覚体験(五感の刺激)と能動体験(園芸作業)により認知機能、身体機能、精神心理機能、社会的、教育的に有効とされています。

もちろん、作業を行う環境設定や、作業中の誘導・指導、他者との交流、作業工程の段階付け、動機付け等、細かい注意や介入が作業療法としての条件であり、レクリエーションとの違いです。

今回植えたのはミニトマトの「アイコ」です。
アイコには、抗酸化物質であるリコピンが普通のミニトマトの2倍含まれていると言います。
リコピンと言えば血流の改善や生活習慣病の予防・改善、何より若返りと美肌の効果が有名ですよね。

今回参加されたお客様は女性が多く、その話にやる気を出されていました。
「美肌ですって」
「ますます美人になっちゃうわ」
楽しそうでなによりです。こういった会話を促すのも作業療法なんです。

次回の園芸クラブでは支柱を指して主茎を結びます。
元気に育ってくれると嬉しいです。

春日井

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