睦月

2021年12月20日

カレンダーも最後の1枚となってしまいました。
皆様、元気にお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。

おせち(御節料理)の基本は、祝い肴3種・煮しめ・酢の物・焼き物になります。
三つ肴の内容は地方により異なりますが、関東は黒豆・数の子・田作り(ごまめ)の3種です。
一つひとつの料理は日持ちするものが多く、神と共食する雑煮を作るほかは、火を使う煮炊きを極力避けるべきという風習に基づくそうです。昨今では家事から女性を解放するためとか。
重箱は黒塗り、内を朱塗りとしたものが正式とされる。一つの重の品数は奇数とする。
また、三段重(四段・五段もある)の一般的な構成については、一の重には祝い肴と口取り・二の重には焼き物と酢の物・三の重には煮物とされている。
それぞれの料理に由緒があり、黒豆は黒く日焼けするほどマメ(豆)に働けるよう健康と長寿を願う。
数の子は五穀豊穣と子孫繁栄を願う。田作りは「五万米」であり、その名のもと五穀豊穣を願った、ということだそうです。

ツクイ小田原富水グループホームでも、おせちを振舞いたいと存じますが、全ての料理の由緒をメモにとり、披露しながらの年初めにしたいと思います。

皆様にとって来年もすばらしい年でありますよう。

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