工作クラブ

2018年11月22日

2018年11月22日

木曜日は工作クラブの日です。
本日は恒例の思い出アルバム作りです。
ツクイ・サンシャイン足立では皆様の活躍した写真を、思い出アルバムとして各フロアに掲示しています。

お客様が写真を選ぶ、切る、貼るといった工程を行ってくださいます。

作る工程で写真を見ながら、
「この前のお料理教室は、パンだったわね。美味しかったわ。」
「私も主婦をやってた頃は、子供にパンを焼いたらすごい喜んで食べてたわ。」
「この時のフラワーアレンジメントは、山茶花が綺麗だったわね。」
「昔は長いこと華道を習っていたのよ。先生はすごい怖い人でね。」
など、昔話に華が咲きます。

たまに
「ねえ春日井さん、この写真はこの前遊びに来てくれた孫娘と私なのよ。どっちが綺麗かしら。」
なんて聞かれたりもします。
私の仕事で一番困る瞬間です。

思い出話は認知症の予防に繋がります。さっき召し上がったばかりのお食事は忘れても、長期記憶である若い頃の記憶や、華道や調理・ハサミで紙を切るなどの意味記憶は残存しやすいものです。
長期記憶から、短期・即時記憶を賦活することで、記憶機能の低下を予防していきます。
もちろん、お客様の美しさを褒めることも認知症のBPSDの抑制に繋がります。

私たちはそんな会話を促したり広げたりします。
会話が進めば進むほど良いですが、たまに何も作業が行われずにクラブ活動の時間が終わってしまうこともあります。それはそれで良いことですので、残った作業は私一人で行ったりします。
その時は終始無言です。

体と心と頭の体操をバランス良く行うことが元気が続く方法の一つです。

ツクイ・サンシャイン足立 春日井

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