じりつ支援(自立と自律)

2024年05月16日

入居される際の説明や、介護保険サービスを受ける際の説明、実際の介護現場でもよく使われる言葉、「じりつ支援」を簡単にご説明させていただきます。
介護保険のサービスを提供する基礎になるものですが、漢字にすると「自立支援」と「自律支援」のふたつの「じりつ支援」があります。

自立支援とはなに

自分の能力に応じて自立した生活ができるよう、できることは本人にしてもらい、できない部分をサポートすることで、ご本人が「できる」「できた」の意欲をもってもらいながら、できることを維持し、「その人らしい生活を実現していただく」ことです。

自律支援とはなに

ご本人の意思、意向に沿った生活をしていただき、「こうしたい」「こうなりたい」をご本人が「選択」し、希望される生活を実現するためにサポートすることです。
自分で決めるのが難しい方でも、性格やこれまでの生活歴、ご家族等のご意見から考察し、ご意向やニーズに合った生活をしていただけるようサポートいたします。

じりつ支援の取り組み

自立と自律の双方が一体的に行われるのが「じりつ」支援となります。
ツクイ・サンシャイン大東ではそんな「じりつ支援」実現のため様々な取り組みを行っています。

①できる、できたの取り組み

身体的、認知機能の低下等できなくなる原因は様々、お客様一人一人のできることを探しながらサービスを提供、日常生活に必要な動作や行動をできることを維持し、「できた」に挑戦いただいています。

②やりがい、生きがい

社会的なつながりややりがいも日常生活の大切な一つ。
人とのつながりや人の役に立つことも意欲の向上、充実した生活の一部です。
お客様同士で趣味を楽しんでいただける仕組みや、地域ボランティアと一緒に体操教室をしていただくなどの取り組みを行っています。

③自分で決める選択

集団生活ためすべてが自分の思い通りにならないですが、自分の生活を自分で決める自由、選択できる生活を送っていただけるよう取り組んでいます。
体操やイベント、レクリエーション、食後の飲み物など生活の中で、自由に選べる選択肢を増やせるよう取り組んでいます。

④チャレンジ(したい、やりたいを実現)

ご本人の意向や生きがいを感じていただけるよう、「一人で移動する」「本をたくさん読む」「外食や旅行に行く」など目標を設定。
時には訓練を頑張っていただき、時には一緒に計画を立てながら、目標の実現を目指すサポートに取り組んでいます。

様々な視点や取り組みを検討し、「じりつ支援」「お客様の意向に沿った生活」の実現に取り組んでおります。今後の生活が充実するようお手伝いさせていただきます。

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