日常生活動作(ADL)てなに

2024年06月05日

日常生活動作(ADL)とはいったい

お一人、おひとりお体や能力、身体的な状況は異なります。
介護を受ける、提供するうえでその人に合ったまたは必要な介助は何か、どういった支援があれば自立した生活をおくれるのかの指針(目安)と言われるのが日常生活動作(ADL)。日常生活を送るために最低限必要な日常的な動作と言われており、ADLを詳しく知ることで、一人ひとりに合わせたサービス内容や、個々の提供方法で支援が行われます。

その1 基本的日常生活動作

日常生活における基本的な体の動き「起居動作・移乗・移動・食事・更衣・排泄・入浴・整容」動作のことで、身体介護の基本となります。
例えば、

一人でご飯が食べれない→ご飯を口に入れる食事介助
一人でトイレに行けない→トイレに誘導する移動介助
排尿や排便に感覚がない→定期的な排泄確認や排泄介助
一人で体が洗えない、手が届かない→洗身や洗髪等の入浴介助

など、支援が必要と考えられサービスを提供します。

その2 手段的日常生活動作

日常生活における基本的な行動「会話・掃除・料理・洗濯・買い物・スケジュール調整・服薬管理・趣味」などの行動のことで、生活支援の基本となります。
例えば

食事や入浴の時間が覚えられない→都度、お声がけ、誘導を行う
手足が不自由で掃除や洗濯が思うようにできない→一緒に行う
薬が処方通り飲めなくなった→薬の管理や配薬、飲み込み確認
書道や読書など趣味が楽しめなくなった、楽しみがない→レクリエーション

など、生活に必要な支援をそれぞれの場面で提供します。

ADLと自立支援

ツクイ・サンシャイン大東のスタッフは、ご本人のADLをよく理解させていただき、必要な支援を提供します。
残されたご本人の能力が有効活用され、できることを継続していただきながら、ご本人が望む、ご本人らしい生活をおくっていただけるよう(自立支援)、日々サービス提供に努めています。

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