いつのまにか
入所される方の心配の一つが、施設での新生活に馴染めるかどうかです。
特に人生経験のある方が介助を必要とされるため、不安も大きいと思います。
スタートは皆様一緒ですが、認知症があっても、お身体が不自由でも、いつの間にか自分らしく暮らされています。

まずは同じことを繰り返して
施設での生活では、食事や体操、レクリエーション等の時間が決まっています。
体操やレクリエーションへの参加はご本人の自由に行っていただいていますが、毎日、同じ時間に同じことが始まる、することは生活の基盤となります。
また、繰り返すことで、認知症の方もいつの間にか習慣となり、体感的に生活リズムを覚えていただけています。

生活になれれば
食事や体操、レクリエーション等に参加される際の席は決まっていません。
もちろん仲の良い方が同じ席や場所に集まられることはありますが、自然な流れで多くの方と他者交流や一緒に作業をしていただくこととなります。
そうすることで自然とコミュニケーションがとれ、他者交流のきっかけとなります。
何度も顔を合わすことや、先に入所されているお客様のお誘い等で、お客様同士の輪が生まれています。

生活の様子で情報収集
認知症や体が不自由なお客様でも、スタッフが普段の様子を観察することで、声のかけ方やタイミング、一つの動作でもその方らしい習慣や方法を見つけ、その方に合わせた介助を行わせていただきます。
また見慣れたスタッフが、適切なサポートを行うことで、自然と安心感をもっていただけるようになり、施設での生活に馴染まれています。


ご入所されたお客様が少しでも早く施設での生活を楽しんでいただけるよう、支援や配慮を行い、サポートしております。