認知機能へのアプローチ
2025年03月15日
機能訓練では身体面の維持のみでなく、認知機能面へのアプローチも行っています。
1つ目は、ラダートレーニングです。ラダーとは「はしご」の意味で、つまずかないようにマス目をステップするトレーニングです。前進だけなく側方へのステップを入れることで、全身の運動と考える課題が組み合わさり、認知機能へのアプローチを促しています。
「難しい!」と仰る方も多いですが、「いい運動になった」、「頭使うね~」とのご意見も聞かれます。
2つ目は、作業活動を行っています。
年齢を重ねると、指先や手のひらで物を掴む、つまむなどの動作が難しくなります。細かい作業で指先の運動を楽しく行うのみでなく、脳内の血流改善も期待できるため認知症の進行予防に繋がっています。
また、交流の場であったり、作品を作ることでの達成感や満足感を感じていただいています。
「楽しかった」、「またやりたい」というお客様の言葉聞くことができ、機能訓練指導員としても嬉しい限りです。
お客様お一人おひとりの状態に合わせ、今後も機能訓練を実施していきます。

