機能訓練指導員による居室環境つくり

2022年09月04日

こんにちは!
こちらでお伝えする事の多い機能訓練指導員の仕事ですが、今日も一つご紹介させてください。
お客様ADL(日常生活動作)にあわせて、過ごしやすい居室環境を作るのも機能訓練指導員の仕事です。
機能訓練指導員が主となり、介護職員と看護師、ケアマネジャーなどと連携し、環境づくりを行っています。
定期的にお客様の状態を確認しプランを作成、評価して環境を工夫し整えています。
先日、お客様のお部屋の環境整備に密着させてもらいました!

突っ張り棒式の手すりの設置に行きます

補助器具の突っ張り棒型手すりの準備です。

お客様の居室に

設置です。お客様とも話しをしながら一番合う場所を探ります。

位置が決まったようです。天井にしっかりと固定します。

座位姿勢で。距離間などつかみやすさなどお客様に確認。

実際に掴んで頂き立位の介助をしてみます。

車椅子への移乗も。

自分でという主体性を

お客様の立ち上がりに必要な手すりの設置です。何度も確認し微調整をします。
お客様の掴みやすい位置はもちろん、その時の介護する側の動き方なども確認します。
今のお客様のADL(日常生活動作)の維持に努め、手すりを掴む事でお客様の主体性も引き出します。
機能訓練指導員のお客様とのやり取りには、日々の信頼関係が伝わってきます。

ご自分で手すりを掴み、車椅子に移られたお客様、丁度届いていた品物を手に取り、おどけた笑顔を見せてくださいました(笑)
手すりを設定する事で働く作用、身体機能だけでなく、精神の動きも含む『心身機能にも作用する』『主体性』『参加する』ことの大事さ…そんな見本を見せてもらったような気持ちになりました。
生き生きとされた笑顔が嬉しい、そんな時間でした。

おどけた笑顔。

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