館内が、ちいさな美術館に
十五周年記念 作品展示会がはじまりました
いつもの一階が、少しだけ特別な空間になりました。
今年は十五周年を記念して、お客様が日々の活動や趣味の時間に作られた作品を集め、作品展示会を開催しています。
飾り終わってあらためて眺めてみると……
想像以上に、すごい。
作品数も種類もたっぷり。
一階の一角が、本当に小さな美術館のようになりました。
一つひとつに、その方らしさ
会場には、書道作品をはじめ、折り紙、編み物、ちぎり絵、季節の飾り、手芸作品などがずらり。
力強く書かれた「花火」「夢」「朝顔」。
繊細に編まれたレースやマフラーは、「これ、どうやって編んだんだろう……」と、思わず近くで見たくなる細かさです。
カラフルな朝顔が並ぶ作品や、紙を重ねて作られたお花。
お菓子の包みなどを再利用した作品もあり、材料の使い方にもアイデアがいっぱい。
同じ“作品づくり”でも、できあがるものは本当にさまざまです。
大作も登場!
なかでも目を引くのが、大きなちぎり絵。
青い空に浮かぶ雲、昔ながらの家屋、庭に咲く色とりどりの花。
近くで見ると、一枚一枚の紙が重なって景色になっていることがわかります。
「ここまで作るの、大変だっただろうなぁ……」
そんな制作中の姿まで想像してしまうほどの大作です。
その周りにも、一人ひとりが作った花の作品やリースなどが並び、展示場所そのものが一つの作品のようになりました。
壁も、窓も、作品展示スペース!
今回は机の上だけではありません。
壁には色とりどりのお花。
窓いっぱいには、夏らしい朝顔やひまわり。
さらに廊下には、カラフルな提灯も並びました。
いつも通る場所が少し変わるだけで、館内の雰囲気もずいぶん変わります。
「あ、こっちにもある!」
そんなふうに、館内を歩きながら作品を探していただくのも今回の楽しみのひとつです。
……全部見るころには、ちょっとした館内ツアーです(笑)
「作る」だけでは終わらない楽しさ
作品は、完成した瞬間ももちろんうれしいものですが、こうして誰かに見てもらうことで、また違った楽しさが生まれます。
「これ、私が作ったのよ」
そんな一言から会話が始まったり、
「きれいね」
「細かいね」
「こんなのも作れるの?」
と、作品を囲んで話が広がったり。
一つひとつの作品には、お客様が集中して取り組まれた時間や、工夫した跡、その方らしさが詰まっています。
だからこそ、ただ並べるだけではなく、できるだけたくさんの方にゆっくり見ていただけたらと思います。
飾りつけも、一緒に
今回の作品展示会。
実は、作品を作っていただいただけではありません。
展示の準備にも、お客様にたくさんお力を貸していただきました。
「これはここがいいんじゃない?」
「もう少し右かな?」
「こっちの色を前にした方がきれいよ」
作品を並べながら、自然と始まる作戦会議。
朝顔の飾りを一つずつ整えたり、長くつなげた色とりどりの吊るし飾りを、スタッフと一緒に広げてみたり。
「こんなに作ったのねぇ」と、完成した作品をあらためて眺めながら、展示する側もなんだか楽しそうです。
作る人。
運ぶ人。
並べる人。
ちょっと離れて全体を見る人。
気づけばみんな、立派な“展示スタッフ”です(笑)
一つひとつの作品だけでなく、こうして皆さんと一緒に会場を作っていく時間も、今回の作品展の大切な思い出になりました。
十五周年という節目に、こんなにもたくさんの作品を一堂に並べることができました。
作品をご提供くださった皆さま、本当にありがとうございます。
上手だから飾るのではなく、「作ってみた」「やってみた」その時間そのものが素敵だからこそ、皆さんに見ていただきたい。
そんな気持ちで始まった今回の作品展示会です。
ぜひ館内をゆっくり巡りながら、お気に入りの一作品を探してみてください。
もしかすると――
「次は私も何か作ってみようかな」
そんな新しい楽しみも、ここから生まれるかもしれません。







