兜飾り

2023年04月06日

「端午の節句」は、もともと古代中国の季節行事「五節句」の一つです。
「節句」とは、季節の変わり目という意味です。
 季節の変わり目には邪気が寄りやすいので、季節ごとの飾りとお供えものをして厄払いをし、無病息災を願う風習がありました。

 兜や鎧をはじめ、五月人形や鯉のぼりなど、端午の節句にはさまざまな飾りが用意されます。飾り始めは「春分の日(三月二十日前後)を過ぎて、四月下旬くらいまでの間」で縁起が良く、天気も良い日がベストとされています。直前や当日に飾るのは、「一夜飾り」と呼んで縁起が悪いとされてます。
 反対に、しまう時期は翌日以降に、なるべく早く片付けましょう。季節行事のものを、季節が過ぎて長々と飾るのは良くないためです。

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