お客様の役割が輝くひととき
2026年03月30日
お客様が“助ける側”になる瞬間
昼食時のレストランで、エプロンのボタンが留められず困っていたスタッフがいました。そのスタッフは背中に手が回らず、どうしても一人でボタンを留めるのは難しい状況でした。 そのとき、近くに居た女性のお客様がそっと、「手伝うわよ」と声をかけてくださいました。
“助けてもらっているから、今度は自分が”
この光景は、実は最近始まったことではありません。そのお客様は、もう1年近く、毎日のようにスタッフを気にかけ、さりげなく手を差し伸べてくださっています。 普段からスタッフがサポートに入らせて頂いていることをよく理解しておられ、「いつも手伝ってもらっているから、私にもできることがあるならスタッフの役に立ちたいの」 と、変わらない優しい気持ちで声をかけてくださいます。
役割を持つことが生む力
介護の現場では、支援される側と思われがちなお客様が、実は誰かの役に立ちたいという強い気持ちを持っています。 その気持ちが満たされると、表情が明るくなり、自信や誇りが生まれます。 1年近く続くこの小さな助け合いは、お客様にとっての大切な“役割”となり、スタッフにとっても心の支えになっています。 この出来事は、まさにその“役割の力”が日々発揮されている瞬間です。







