ツクイ・サンシャイン町田東館「国籍を超えたスタッフ同士の橋渡し役」

ツクイ・サンシャイン町田東館　スタッフ紹介

【竹内施設長より】
どのスタッフも口を揃えて「努力家」と評する介護スタッフのニャンさん。国籍を超えてスタッフ同士の橋渡し役になるだけでなく、後輩の良きお手本としても信頼されています。

Q1.介護の仕事を選んだ理由を教えてください。

　私はベトナムで看護系の大学を出ており、そこでツクイを紹介されました。ベトナムではご高齢でも家族と一緒に住むことが多く、老人ホームのような施設に入居されることはあまりありません。私は将来自分の叔母の面倒を見たいと思っていたこともあり、勉強しながらご高齢の方に接する仕事は自分に合っているのではと感じ、日本で介護職に就く道を選びました。

Q2.仕事の中で心掛けていることを教えてください。

　介護の仕事ではお客様とのコミュニケーションがとても大切なので、あいさつと笑顔を欠かさないようにいつも意識しています。とはいえ当初は言葉の壁もあり、戸惑う日々でしたが、周囲の先輩方は日本語が間違っていればすぐに教えてくださいましたし、お客様もしりとりなどの遊びを通して話しかけてくださり、安心して日本語や職場の雰囲気に慣れることができました。2020年には日本語作文コンクールで最優秀賞をいただきましたが、これも皆さんの応援のおかげだと思っています。

Q3.ツクイに勤務して、思い出に残っていることはありますか？

　数年前に当施設で父の日のイベントがあり、スタッフが各フロアを回って、歌のプレゼントをさせていただきました。私が担当するフロアの番になったとき、歌が終わって拍手をした後に、お客様と一緒にお礼の言葉をベトナム語でお伝えしたことがあります。回ってきた先輩方からも喜んでもらえて、とても嬉しかったです。担当フロアのお客様にも、事前にベトナム語の「ありがとう」を覚えていただくなど、快く協力いただけて、自分は本当に良い人間関係に恵まれたなと感じたことを覚えています。

Q4.今後の目標などをお聞かせください。

　私は当施設の技能実習生・特定技能のスタッフの中では、唯一コロナ禍の前に入社しています。その頃の活発で賑やかなイベントの様子を覚えているため、いずれはイルミネーションや果物狩りなどの外出イベントを施設全体で復活させて、お客様に楽しんでいただくことが目標です。
　私個人としては、当施設の中で副主任や主任など、さらに責任ある立場を目指したいと思っています。その足がかりとすべく、今は間近に迫った介護福祉士試験の勉強を頑張っています。