ツクイ・サンシャイン三鷹深大寺「全てはお客様の笑顔のために」

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全スタッフが連携し、お客様の身体・精神状態の安定を目指しています。

お客様ファーストがスタッフ全員に浸透

 ツクイ・サンシャイン三鷹深大寺では、2名の柔道整復師(JT)が機能訓練を担っています。生活における基本的な方針は、排泄はお手洗いでおこなっていただく、お食事は車いすの方であってもいすで召し上がっていただく、の2点です。しかし、お客様の中には、利き手が不自由、自立や車いすの自走が困難な方もいらっしゃいます。そのため、お一人おひとりの状態を丁寧に把握しながら、個別に歩行、立位動作、下肢筋力、そして関節可動域の4つの訓練を実施して、生活レベルの維持・向上を心がけています。
 加えて、当施設には欠かせない方針になっているのが、お客様ファーストの行動基準です。高齢者の機能訓練では、毎日続けて結果を追い求めるよりも、いかにご自身が、最後まで自分らしくお過ごしいただけるかが大切です。そこで、全てのスタッフが職種横断的にお客様に接し、その方の個性や歴史を知ることに努めています。そのうえで「どうすれば笑顔でいていただけるか」を皆で考える姿勢が、チームワークを深め、お客様の日々の活力を生み出しています。

半年に一度の認知機能検査を実施している柔道整復師(JT)の溝杭さん。

心身両面で機能訓練をサポート

 当施設に入居されていたお客様の中には、当初は車いすで、尿道カテーテルを装着されていましたが、ご家族からの「歩けるように」とのご要望で機能訓練をおこなった結果、驚異的なスピードでADLが向上し、3カ月程度で杖歩行にまで回復された方もいらっしゃいます。ご本人の頑張りはもちろんのこと、JTと共にプログラムを考えた介護スタッフや、痛みに適切に対処した看護スタッフなど、皆が関わったことで素晴らしい成果につながったと考えています。
 また、訓練の弊害となる痛みの緩和や、可動域を広げる手技に長けたJTが主導し、順調にADLが上がって歩ける事例も増加中です。また、ご自身でできる身の回りのことを増やしていただこうと、1階の洗濯室で洗濯し、歩いて居室までお戻りいただくなど、訓練のレベルアップにも取り組んでいます。ほかにも、精神状態の安定のために、ご家族との面会や外出の時間をご提供するなど、これからも心身両面の機能訓練を通してしっかりとお客様をサポートしていきたいと思います。

お客様の状態に合わせ、適宜歩行器も使用。

グループで体操することで参加意識も高まる。

天気が良い日は、積極的に屋外での歩行訓練も。

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