ツクイ・サンシャイン御殿場「スタッフ連動で充実の機能訓練を」

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お客様の目標や希望を、機能訓練でかなえます。

機能訓練は「楽しめる」ものを

 ツクイ・サンシャイン御殿場にいらっしゃる多くのお客様は80代後半で、ご自身で歩ける方、身の回りのこともできる方など、自立度の高い方が多くいらっしゃいます。ほとんどのお客様は、それまでのお身体の状態の保持を目的に入居されます。そこで、当施設では理学療法士(PT)、言語聴覚士(ST)、柔道整復師(JT)の3名の機能訓練指導員を中心に、日々お客様のサポートをしています。
 機能訓練では、何よりもお客様に楽しんでいただくことに重点を置いています。可能な方には平行棒やエアロバイクを使った体力作りをしていただき、立位や座位が難しい方には、関節可動域の訓練を実施しています。「いい具合に足が上がっていますね」「あと少しですよ」など、明るい声かけの中、皆様はつらつと取り組まれています。集団体操では、棒を使った体操レクリエーションが定番です。天気が良い日には屋上で富士山を見ながらレクリエーションをおこなえるなど、開放感あふれるロケーションは御殿場ならではです。

屋上にて、富士山を眺めながら立位保持訓練をされるお客様。

天気の良い日はマルシェへ外出も。

在宅復帰や旅行を目標に

 お客様に充実した機能訓練を提供できる背景には、スタッフ同士の適切な役割分担があります。例えば「座って食事をする」という動作ひとつをとっても、座位姿勢が困難であり、その原因が痛みであればJTが、動きであればPTがサポートし、逆に姿勢に問題はないが嚥下が難しければSTがサポートするなど、その方のお身体の状態に応じて、互いに話し合いながら総合的にサポートをおこなっています。ほかにも「トイレで立つことはできるが、ズボンは下ろせない」といったお客様のお困りごとなどを、介護スタッフ間で共有しています。また、看護スタッフとも、重い持病がある方について、お身体の状態などを詳しく共有しており、多職種の密なコミュニケーションが連動性の高い機能訓練に結実しています。
 当施設のお客様は、幸いコロナ禍から今に至るまで、年々ADLを高めておられます。その甲斐もあって、お客様やご家族からは、ご帰宅の要望が多く聞かれるようになりました。ご自宅での暮らしを実現するには、越えなければならないハードルはありますが、まずは市内にご自宅がある方の一時帰宅を目標に、在宅復帰や遠方への旅行など、お客様のご希望をかなえていきたいと思います。

機能訓練機器を使った運動も積極的に推進。

STによる歌唱訓練の様子。

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