ツクイ・サンシャイン成城「笑顔ある穏やかな生活を末長く」

  • HOME
  • お知らせ
  • ツクイ・サンシャイン成城「笑顔ある穏やかな生活を末長く」
多数の機能訓練指導員が、お客様の生活を支えます。

専門職の視点で機能訓練を実施

 ツクイ・サンシャイン成城では、理学療法士(PT)4名、作業療法士(OT)2名、言語聴覚士(ST)2名の機能訓練指導員を中心とした機能訓練チームが活躍中です。お客様に合った個別の機能訓練を週に2回、1回30分ほどで、1対1で実施しています。また、3つの専門職が多角的な視点から身体機能の変化にいち早く気づき、他職種とともに状況に応じた訓練や関わりを持つことが可能です。
 たとえば、お客様に食事中の「むせ」が見られた場合は、STがすぐに再評価し、ミールケアクルーとともに食事形態などを検討します。褥瘡が見つかったお客様がいらっしゃれば、PTがポジショニングを考え、看護スタッフと共有します。加えて、日常生活の中では介護スタッフと連携した「すきま時間」の筋力訓練にも取り組んでいます。その方法は、お客様が車いすからベッドに移乗するときや、トイレが終わって車いすに戻る際に、少しの間お立ちいただくだけ。わずか数秒ではありますが、地道な訓練の積み重ねが膝下の筋力維持につながり、やがてはお客様の毎日の活動の幅が広がることにもつながると考えています。

自慢の機能訓練チーム

コミュニケーションを図りながら関節可動域訓練を実施

居室内の安心感もサポート

 機能訓練の様子は、お客様だけでなくそのご家族にとっても大きな関心事です。そのため、当施設ではご入居を決められたあとは、ご本人とご家族を必ず居室見学にお連れし、その際に、機能訓練指導員が入居されるお客様のADL(日常生活動作)に応じて、手すりの設置などの助言を行うことで、日々の生活に安心感を持っていただけています。
 実際にご自宅のお部屋で転倒が多く見られていたお客様の事例では、PTが歩行状態を評価し、居室内に縦手すりを2本設置することで、移動する際に掴める場所を増やしました。また、元々は徒歩で移動されていましたが、施設内ではシルバーカーを使用していただくことで、ふらつきが軽減し歩行速度の向上が見られました。現在では、自立にて施設内を自由に移動され、見守りがあれば屋外での散歩も楽しまれるようになりました。
 介護付有料老人ホームはあくまで生活の場であり、身体機能の低下を完全に防ぐことは困難ですが、今後も機能訓練チームを中心として、少しでも長くその方らしい笑顔ある穏やかな生活を支えていきたいと思っています。

居室内で安全に移動できるよう環境整備も行います

お客様のペースに合わせた歩行訓練

TOP