水無月

2019年05月30日

吹く風は、はや夏めいたようにも感じられます。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。

雨降る中に咲く『紫陽花』は日本美を象徴する景色です。
日本を原産とするアジサイは、世界に2000種あると言われています。
学名「Hydrangea」(hydro水とangeion器)
和名由来「あづ(集まる)」と「さあい(青い花)」から成り立っています。
アジサイには別名も多く、四片(花弁が四片)八仙花(花の色が様々)七変化(色が変化)手毬花(手まり似)またぶりぐさ(室町時代の歌学書)オタクサ(ドイツ医師シーボルトが呼んだ)と沢山あります。
アジサイの花のように見えている部分は咢(がく)と呼ばれる葉が変化したもので、本当の花は咢の内側に小さく存在しています。

アジサイの花言葉は「乙女の愛」「家族の結びつき」「一家団欒」から、土壌成分により色が変わることから「移り気」「浮気」とあるようです。
※土壌が酸性だと青、アルカリ性だと赤になります。
また、色によっても花言葉があり、白「寛容」ピンク「元気な女性」青「忍耐強い愛」とされています。
人気に品種は、アナベル・ポップコーン・テマリピンク・ベニー・コンペイトブルーをはじめ、墨田の花火・ダンスパーティー・歌合せ・銀河・万華鏡(希少種)と名称がステキなものもあります。

ツクイ平塚徳延グループホームの近隣にもアジサイ名所がありますので、お天気の良い日にお客様と外出して観賞してまいります。

うっとうしい梅雨の季節が近づいてまいりました。
風邪などお召しになりませぬよう。

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