神無月

2020年09月09日

菊のつぼみは日ごとに厚さを増し、秋が近いことを告げてくれます。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。

食欲の秋にちなんで今回は「栗」です。
栗と云えば「丹波の栗」といえるほど京都の丹波地方で、採れる栗は有名です。品種は「銀寄(ぎんよせ)」「筑波」等。
全国生産量の1%ほどなので、丹波の栗は非常に高価です。
丹波の栗は、江戸時代の参勤交代で全国に広まりました。
栗の主産地は茨城(全体の30%程)で、品種は「飯沼栗」が有名です。
日本一の栗の木は山形県西川町にある「大井沢の大栗」で、樹齢300年以上と推定され、高さ15m幹回り、8.5mにもなる巨木です。
栗の木は材質が固く腐りにくいため、線路の枕木として使用されました。
皆が果肉と思っている部分は種で、表面の皮が果肉です。
通常ひとつのイガに3つの栗が入っていますが、前述の「飯沼栗」は1つだけの大粒栗です。
栗から連想するものにケーキの「モンブラン」がありますが栗とは関係なく、フランス語で「モン」は山「ブラン」は白という意味で、ケーキが山のような形をしていることから、アルプス最高峰の山「モンブラン」の名称がつけられました。

ツクイ平塚徳延グループホームでは、栗拾いに行けないので上記の話をしながら、ケーキ「モンブラン」を召し上がっていただこうと思います。

残暑厳しき折柄、お身体おいといくださいませ。

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