続けることの大切さ
ツクイ・サンシャイン大東では、「チャレンジ」「コンティニュー」「チョイス」のトリプルCに取り組んでいます。
中でも難しいのが「コンティニュー」継続することです。
歩きたいと日々、歩く練習をする。トイレに行けるようになりたいと日々、練習をする。
毎日、練習しなさいと言われても、自分ではなかなかできないものです。

では、どうやって練習を続けてもらうのかが、大切になります。
目標をかなえるためには、どうすればよいのかスタッフ一同日々模索、検討しています。

目標達成、継続していただくために大切にしているのが
①最終目標に到達するまでの、ステップを(短期目標)を設定する
②お客様がステップをクリアする際に、自信がつく
③お客様の身体や精神的な負荷をかけないよう、日々の生活の中で取り組める
④日々の生活の中に練習をプラスし、気軽に実践していただける
等を個々の体調や身体能力、認知機能に合わせて検討、実践することです。

例えば、「歩く」を目標とする方には、
1日1回、食事の際に食堂への行き来を歩いてみる。それが出来るようになれば2回、3回と回数を増やします。
その途中で歩き方のチェックや姿勢の補正を行いいながら、今日はうまくできた、きれいに歩けたなど、一歩一歩自信をつけていただきながらレベルアップを目指します。
「トイレに行く」を目標とする方には、
機能訓練で排泄動作を繰り返しながら、日中はスタッフと一緒にトイレにて移動する、
移動がスムーズに行えるようになれば、排泄動作、日中が出来れば夜間にも同様の練習を行い、目標達成に近づいていただきます。

認知症の方の生活も同様で、「着替えをする」が目標になれば、まずは1週間に2回、次は2日に1回と回数を増やしながら、着替えに抵抗をなくしていただき、着替えることを習慣になるよう働きかけます。

これは、介護保険のサービスを受ける際に出来るケアプランと同じ考え方です。
大きな目標に向かって、小さな目標を少しずつクリアする、決してクリアするのが目的だけではないですが、このように「続ける」ことで、これからも「出来た」「出来る」を感じていただけるよう、多職種のスタッフが日々、模索、検討しながら取り組をさせていいただいております。