お雛飾り

2024年03月03日

春が近づいてますね

7段飾りはやっぱり荘厳な感じですね。
筆者も思わずジッ~と見入っちゃいます。

♪あかりをつけましょ ぼんぼりに~♪
ですね。

上の写真は、あまり目立たない3人組の人形の一人です。
沢山の人形の中で、この一人だけ悲し気な表情をしているのが気になって、ちょっと調べてみました。

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人形の中で一番下にいるのは、「うれしいひなまつり」の歌にも登場しない、「仕丁(しちょう)」という雑役夫を担う従者です。

雛段飾りの 宮中という設定の中で、それぞれ身分のある人形達なのですが、その中で唯一の庶民の人形です。

「仕丁」役割はとても厳しものであったそうです。また仕丁を出す家の経済的負担も大きく、雛段飾りの様な華やかな役職ではなかったそうです。

そんな事情から、仕丁の表情は喜怒哀楽の感情を表しており、3人組の真ん中に座しているこの人形は、泣き顔をしています。
この白い顔は化粧ではなく、「顔色が悪い」設定だそうです。

お客様と一緒に撮らせていただきました!
「チーズッ」の声にピースをしてくださいました。

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