自分らしく社会参加

2025年01月06日

社会参加ってなに

生活するために介助が必要となっても、社会参加が大切で重要と言われます。
一般的に社会参加といえば、社会活動、仕事やボランティアなどを思い浮かべますが、高齢の方々の社会参加とは料理や、洗濯、掃除、買い物など自宅で生活していた家事や仕事などその方が生活する中で担っていた『役割』や、家族や近隣、地域の方々と接するつながりを持つ他者交流『コミュニティーへの参加』。また、散歩や旅行、趣味、お稽古などの『ライフワーク』などの個人がそれぞれしてきた生活や活動のことなどをさしています。

自分らしさとは

これまで生活はお客様の数だけあり、それぞれの方に望まれる社会参加の形があったと思います。ご入所される前は、無意識に暮らしの中で営んでおられたものです。
現在は身体的な理由や、ご病気、認知症の発症等心身の状態もそれぞれですが、以前のような暮らしが難しく介助が必要になったとご入所頂いています。『参加や役割の形を変えても、方法や関わり方を変えても、出来る限り社会参加を継続していく。』自分らしく社会参加する、感じて頂く事が大切です。

例えば、
・認知症を患った主婦の方が食後のテーブルをきれいに拭いたり、洗濯をたたむことで主婦としての自分の『役割』を果たしていると感じたり
・施設内でも仲の良い友達やグループ内で助け合ったり、会話や食事を楽しむことや、地域の方やボランティアの方々との交流で自分の居場所や存在を確認出来たり
・散歩や買い物、面会や外出、趣味続ける、新たな楽しみを見つけること、家族とのつながり等で自分の活力や生きる目的や喜びを感じられています。

社会参加の意義

自分らしく社会参加することは、『役割』、『達成感』『自信』が感じられる大きな要因となり、『意欲の向上』、『生活の向上』が図れ、生きる希望や活力になります。
また、状況に合わせた判断や目標や目的にたどり着くまでの過程を考えることや、他者交流等による刺激で脳の活性化や、認知症の予防につながるともいわれています。
何より自分の思う生活が出来る、出来るようになることは生きてる実感につながります。

ツクイ・サンシャイン大東ではトリプルC『チャレンジ・コンティニュー・チョイス』を通じて、これまでされていたお客様の社会参加を、継続していただけるよう取り組み、また新たな社会参加の形を作って頂ける環境や後押しを行えるよう取り組んでおります。

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