『フロアの飾りづくり、そこにある想いをきいてきました』
先日の記事では、5階フロアで取り組んでいる「季節の飾りづくり」についてご紹介しました。
紫陽花や傘、てるてる坊主など、お客様が心を込めて制作された作品が、フロアを華やかに彩っています。
今回は、その活動に関わっているお客様とスタッフの声をお届けします。
↓前回の記事も併せてご覧下さい。
『お客様に聞いてみました』
5階フロアでの飾りづくりに参加されているお客様に、お話を伺いました。
Q.作業の中で難しいと感じるところはありますか?
A.今回作った中では、傘の制作が一番難しかったです。両手で押さえながら糊付けしたり、紐を通したりする工程があるので、正確に手を動かす必要があります。
人によって得意不得意もありますが、お互いにできることを分け合いながら作業しました。
Q.どんな時に「楽しい」と感じますか?
A.みんなで集まって作ることに、毎日ウキウキしています。
作業が終わると、明日からはもうないのか……と、とても寂しくなるくらい。
みんなで「仕事」って呼んでいるんですが、本当にもっと「仕事」があればいいのにって思うんです。
Q.自分達の作品が飾られているのを見ると、どんな気持ちになりますか?
A.まず「きれいだな」と思いますし、それと同時に「みんなで協力して作ったんだ」という気持ちが湧いてきて、とても誇らしくなります。
Q.次はどんな作品を作ってみたいですか?
A.やっぱり、みんなで一緒に作れるものがいいですね。


『スタッフにも聞いてみました』
日々の飾りづくりを支えているスタッフにも、お話を伺いました。
Q.この取り組みはいつから始めたのですか?
A.1年以上前から続けています。
Q.はじめたきっかけは?
A.生活リハビリの一環として始めました。
手作業はお客様のリハビリになりますし、頭の体操にもなります。
特に、皆様でお話ししながら作業することで、表情も明るくなるんですよ。
Q.大変なことはありますか?
A.毎月「今月は何を作ろう?」というテーマ決めがけっこう悩みどころです(笑)。
季節感が感じられるものを……と思って、頭を絞って考えています。
Q.今後の抱負を教えてください。
A.もっと色々な種類の作品にチャレンジしていきたいですね。お客様のお声を伺いながら、一緒にアイディアを出しながら広げていけたらと思っています!


『四季を感じる暮らしを、ここで』
5階フロアでは、食堂とエレベーター前の装飾が毎月変わります。
四季折々のテーマに合わせて、お客様とスタッフが一緒になって「暮らしの彩り」をつくっています。
見学にお越しの際は、ぜひ、5階フロアの季節の飾りにもご注目ください。
小さな作品のひとつひとつに、笑顔とやさしさが込められています。