言語聴覚士による食事介助研修

2025年09月08日

本社のST(言語聴覚士)が講師となり、食事介助のポイントについて研修を行いました。
まずは資料をもとに、基本的な食事動作について学びます。

①姿勢について

試しに首を色々な角度に変えて、コップの水を飲んでみます。
「首を上にあげすぎると飲みにくい」「下にしすぎても飲みにくい」など、実際に体験しながら学んでいきます。

上を向いて飲んでみました

下を向いて飲んでみました

②飲み込み確認

飲み込みができ、次のスプーンを勧めていいか、確かめる時は『ごくん』と喉が動いたかを確認します。

喉はどのように動くでしょうか

実際に動きを見てみましょう

③介助の仕方

スプーンの大きさ、スプーンに乗せる量、スプーンを口に持っていく方向など、2人1組になって実際に介助をしながら試していきます。

一口の量はどのくらい?

「この方が飲みやすい」「こういうお客様にはこういう方が良いね」など、体験を通して、気づけることが多くありました。

姿勢に気をつけて

スプーンは正面から

お声掛けも大切です

他にも、とろみのお茶の体験や実際の介助の困りごとの相談など、これからの食事介助に役立つ有意義な研修となりました。

ツクイ・サンシャイン町田西館では、ST(言語聴覚士)が定期的に巡回し、スタッフの研修やお客様の嚥下評価を行うことで、よりよい環境での食事が出来るようにしております。

BACK
TOP